ジャズ

暑中お見舞い申し上げます。

夏休みを使って、家の障子の張り替えをし、玄関と室内のドアをメンテナンスをした。もう何年も使っていない、ジャズの教則本や譜面を買い取りに出して棚を整理。

 

ジャズの勉強はとても楽しかった。

今はたまにギターを弾く程度。

スタンダードや、チャーリー・パーカー、モンク、etc、、、

筋力と一緒で、演奏も、使っていないと指の衰えは凄まじい。笑

ジャズギタリストではピーター・バーンスタインがお気に入り。

今もよく聴いている。

https://youtu.be/K1c8P7WUc3U

 

過去に2年ほど、ジム・ホールの弟子で知られる井上智さんのレッスンを受けた。

https://youtu.be/Z70DgLHQI7w?t=2

自分一人では到底知り得ない、ジャズの知識や練習方法、作法などを教えてもらった。

中でも音楽を体に入れ込むという意味で、どんな曲でも暗譜するように言われ、ギターを弾きながら常に声を出して歌うように言われた。

(ニューヨークのセッションでは譜面を広げた時点でプレイヤーから相手にされないのが普通だという。差はあれど50~100曲程度は誰もが頭に入っている。セッションでは曲がコールされたらパッと弾けるのが前提条件。日本ではほとんどの人がステージに上がり、まず譜面を広げる)

例えばキース・ジャレットは弾きながらよく歌っているし(奇声もあるけど)、ジム・ホールもよく聴くと唸るような低い声が聞こえる。

歌うことは「より深く、音楽の地平に降りていくため」と井上さんは言っていた。

僕もこれらのことを心がけた。

思い出話ではあるけれど。笑

井上さんとの何気ない会話で、ニューヨークにはチャーリー・パーカーの曲を生涯研究の題材として取り組んでる人もいるし、ジャズは「自分で考える」音楽だと聞いて、自分なりの取り組み方を考えることができ、その『生涯研究』という響きにも好感を持てた。

 

自分なりの研究題材があることが素晴らしい。

今は「神話」を掘り下げている。ジョーゼフ・キャンベルにきっかけを得てジョイスを渡り、その世界を掘り下げています。笑

そんな夏を過ごしております。